エンターキーを押すと、ナビゲーション部分をスキップし本文へ移動します。

  • ホーム
  • 暮らしの情報
  • 施設案内
  • 市政情報
  • イベント
  • 事業者情報

現在の位置:  ホーム > 市政情報 > 市民参加 > パブリックコメント > 平成19年度 > 弥富市総合計画(基本構想)案について


ここから本文です。

弥富市総合計画(基本構想)案について

ページID Y1000827 更新日  平成27年2月20日  印刷

結果公表

弥富市総合計画(基本構想)案に対するパブリックコメントの実施結果については、以下のとおりです。

案件名

弥富市総合計画(基本構想)案

募集期間

平成19年12月17日(月曜日)から平成20年1月25日(金曜日)

担当課

総務部企画政策課

募集結果の概要

弥富市総合計画(基本構想)案に対する意見を募集した結果、5人の方から23件の意見が提出されました。

意見提出数

持参 1人 (10件)
郵送 0人 (0件)
ファクス 1人 (1件)
Eメール 3人 (12件)
合計 5人 (23件)

提出された意見と市の考え方

1 防災対策

意見の内容

避難の標準化が、会社より遅れています。桑名・養老・四日市断層の地震、東海地震・東南海地震対策、木曽川水害対策が必要に思います。弥富市は比較的民家が密集していないと思うので火災対策には、それほど力点をおく必要はないと思います。

意見に対する市の考え方

「防災対策」については、市としても、その重要性を強く認識しており、特に、ご指摘の地震対策、水害対策に力点を置いて施策を推進していくことが必要であると考えています。このため、重点構想の一番目(62ページ)に「安全・安心のまちづくり構想」を位置づけており、今後、地震対策や治水対策をはじめとする安全・安心なまちづくりを優先的・重点的に進めていくこととしたいと思います。
なお、ご指摘は、基本構想案の中ですでに表現されているものと考えていますので、特に修正はしませんが、この次の基本計画において、ご指摘を十分に踏まえて具体的な主要施策等の計画化を進めていきたいと考えております。

2 環境対策及び情報公開

意見の内容

新潟県上越市が品質及び環境のISOを取得して以来、各社が取得し、今はCS活動に邁進しています。弥富市の職員と市民の対応、ウエブサイトの標準等の公開状況などを見ると標準化及び情報公開が相当遅れています。飛島村が9月に環境ISOを認可されたとの情報を見ました。一段の飛躍を期待しています。各会社はそれで動いていますから、飛島村としてもISOに沿った動きは当然です。

意見に対する市の考え方

「環境対策及び情報公開」についても、地球環境の保全が叫ばれる中、防災対策に次いで重要なことであると認識しており、重点構想の二番目(63ページ)に「環境先進のまちづくり構想」を掲げています。今後は、環境対策の総合的な指針となる環境基本計画の策定のもと、本市の誇る水郷・田園環境を大切にしながら、各種環境対策及びその情報公開に力を入れていくこととしたいと思います。
なお、ご指摘は、基本構想案の中ですでに表現されているものと考えていますので、特に修正はしませんが、この次の基本計画において、ご指摘を十分に踏まえて具体的な主要施策等の計画化を進めていきたいと考えております。

3 財政再建

意見の内容

現在、各市町村が目標を決めて、アクションプランを実行しています。その結果の評価が大切と思います。弥富市のアクションプラン(4年計画)は、計画立案時のものが公開されていますが、不十分です。練りこんだ計画と途中結果の公開が大切です。特に、市の目標を立てることが大切です。公費の値上げは、弥富市の場合やむを得ぬかと思いますが、財政再建の実行で取り返す意気込みが大切です。定年者の補充をなくし、パソコンを利用し、標準化を促進し、省人化することが大切です。

意見に対する市の考え方

「財政再建」についても、ご指摘のとおり、自治体の財政状況が全国的に著しく悪化する中、極めて重要なことと認識しています。このため、施策の大綱の(5)自立した自治体経営の推進(60ページ)にも示したように、行政改革大綱や集中改革プラン等の指針に基づき、具体的な数値目標に基づいて行財政改革を強力に推進し、真に自立できる行財政体制を整備していくこととしたいと思います。
なお、ご指摘は、基本構想案の中ですでに表現されているものと考えていますので、特に修正はしませんが、この次の基本計画において、ご指摘を十分に踏まえて具体的な主要施策等の計画化を進めていきたいと考えております。

4 少子化に伴う外国人雇用対策、犯罪対策、道路拡充、会社の招致、伊勢湾排水規制への対応

意見の内容

これらは時間がかかりますが、常に考えておく必要があると思います。

意見に対する市の考え方

「少子化に伴う外国人雇用対策、犯罪対策、道路拡充、会社の招致、伊勢湾排水規制への対応」についても、時代の流れを踏まえながら、その対策を講じていくこととしたいと思います。
なお、ご指摘は、基本構想案の中ですでに表現されているものと考えていますので、特に修正はしませんが、この次の基本計画において、ご指摘を十分に踏まえて具体的な主要施策等の計画化を進めていきたいと考えております。

5 2ページ 第1章第1項、計画策定の目的の記述について

意見の内容

この計画の目的の根本は、将来の市の発展計画を市民と共に作成する業務と考えている。従って目的の中に「弥富市民憲章」をベースにして、未来に光のある希望に満ちた町つくりのために、「憲章」の内容を織り込んで将来の目標を明確にして作成したほうが、市民に理解されやすいと思う。

意見に対する市の考え方

ご指摘の通り、市としても、市民憲章をベースにしながらまちづくりを進めていくことが重要であると認識しており、これも踏まえて基本構想案を作成しています。ただし、そのことが直接的には表現されていないため、2ページの下から4行目に、「市民憲章」に基づいていることを表現し、「新市基本計画及び旧2町村の総合計画、市民憲章を基本に、」と修正したいと思います。

6 12ページ 第3章特性1

意見の内容

名古屋市に接近しているだけでなく、名古屋市のベットタウンとなる可能性もある。名古屋のビジネスの中心は、名古屋駅周辺となり近鉄・国鉄を利用するサラリーマンが増えて、佐古木・弥富駅北部は住宅化することも考慮すべきと思う。特に小・中学生の学力が他市町村より高いとなると、今まで八事・日進等に住居を構えようと思っていた会社員は、弥富近郊に住居を求めてくる。(私の友人の話より)

意見に対する市の考え方

ご指摘のとおり、土地利用の見直しによる市街地化によって人口増加・活力向上を目指すことが市としての今後の大きな課題となっています。市としても、基本構想案において、土地利用の方針の市街地区域(44ページ)や施策の大綱(2)市街地の整備(46ページ)で、大きな方向性としてそのことを表現しています。なお、これらの箇所にも記述しているように、市街地整備の総合的な指針である都市計画マスタープランを平成19年度・平成20年度で策定しているところです。今後、基本計画の策定と、この都市計画マスタープランの策定を、互いに調整し整合を図りながら同時に進め、基本構想に基づく具体的な整備方針を基本計画で表現していきたいと考えます。

7 17ページ 第3章 2

意見の内容

時代の潮流・潮流3の環境保全の中で、地下水位の保全・地下水質の保全・工場による大気汚染の防止にも触れたほうが良いのではないか。

意見に対する市の考え方

ご指摘のとおり、地下水質の保全や大気汚染の防止についても本地域にとって対応すべき課題です。ただし、ご指摘のP17の時代の潮流は、あくまでも全国的、世界的な流れを中心に展開している箇所であり、ややそぐわない感があるため、地域の取り組み課題として、施策の大綱(1)環境自治体の形成(48ページ)に追加したいと考えます。文章の上から4行目を、「河川や地下水の水質汚濁、大気汚染等の地域における環境問題から」と修正したいと思います。

8 25ページ 第3章 3

意見の内容

(2)まちづくり会議の提言について、提言された項目のみが羅列されているが、各項目に提言をした用紙があり、項目ごとにプライオリテイが付けられたはずである。この提言の項目に軽重が付けられれば、この会議に参加者の意思がもっと反映したと考えられる。

意見に対する市の考え方

ご指摘のとおりだと考えますが、プライオリティが付けられた優先順位が7グループともすべての項目で明確になっていないので、このままとします。まちづくり会議の参加者の意志をさらに明確に反映することができればより良いのですが。

9 38ページ 第2編 3

意見の内容

政策目標と施策項目 「政策目標4」の中の文章に「親子教室・徳育の充実」を含めては如何ですか。

意見に対する市の考え方

ご指摘の「親子教室・徳育の充実」については、具体的な施策・事業であるため、政策目標4(38ページ)を含めた基本構想案への記述というよりも、基本計画案においての記述を検討したいと考えます。

10 47ページ 第3章1-(6)

意見の内容

港湾地域の整備促進に、港湾地域と弥富市街地を連結する道路整備を加えて地区の一体化を図る。

意見に対する市の考え方

ご指摘の「港湾地域と弥富市街地を連結する道路整備」については、道路整備に関することなので、(6)港湾地域の整備促進の項目(47ページ)ではなく、(4)道路・交通網の充実の項目(47ページ)での記述がふさわしいと考えます。また、(4)道路・交通網の充実では、ご指摘の南北の連結の重要性を踏まえ、一宮西港道路の早期事業化などの国・県道の整備促進、中央幹線道路をはじめとする市道の整備を掲げ、さらに重点構想4(65ページ)の「全市交流拠点のまちづくり構想」の主要な取り組みにも、これらの道路整備を位置づけており、重点的な対応を進める予定をしていますのでご理解下さい。

11 57ページ (1)農水産業の振興

意見の内容

農水産業の振興の項目の中に、農産物の無農薬・水耕栽培の振興を含め、更に学校給食だけでなく、病院・給食センター・食堂等への地産消費を啓蒙すると共に、市民を健康から守る為に無農薬野菜の地産地消を推奨する。

意見に対する市の考え方

ご指摘の内容は、施策の大綱(1)農水産業の振興(57ページ)の文章の6行目の「食の安全と環境に配慮した環境にやさしい農業の促進」と、8行目の「学校給食との連携等による地産地消の促進」ということで表現しています。ご指摘の具体的な方策については、基本計画案の段階で計画化を検討していきたいと考えます。

12 59ページ 第3章 6-(3)

意見の内容

コミュニテイの育成の後に、自主防災組織の育成と充実を明記した方が良いのではないか。62ページの重点構想(1)の中には記述されている。

意見に対する市の考え方

ご指摘の「自主防災組織の育成」は、市としても、今後特に重要なことと認識しており、(3)コミュニティの育成の項目(59ページ)の後に項目を起こすのではなく、(7)消防・防災の充実の項目(49ページ)の中で取り上げ、また、重点構想1(62ページ)の「安全・安心のまちづくり構想」の主要な取り組みにも位置づけ、さらに基本計画案でも大きく取り上げる予定をしていますのでご理解下さい。

13 67ページ 協働のまちつくり

意見の内容

67ページに示されている「協働のまちつくり」の協働とは、Public Partnershipと説明があったが、「行政と市民が一体となって協力するまちつくり」と注釈を示したほうが市民は理解しやすいと思う。

意見に対する市の考え方

ご指摘の「協働」の注釈については、一番はじめに出てくる3ページの欄外に詳しく掲載していますので、こちらをご覧下さい。

14 弥富市総合計画

意見の内容

市民が読みやすい理解しやすい文章で、市民が興味を持てるような、例えば口語体で箇条書きを多くした計画書を作成していただくことをお願い致します。

意見に対する市の考え方

ご指摘のとおり、この総合計画は、市民が読んで理解し、そして参画・協働するための共通目標であり、そのことは、3ページの(2)計画の役割や、5ページの(4)計画の特徴に明記しています。このため、できるだけ横文字や専門用語、行政内部の専門事業名等を少なくし、わかりやすくかつ明るく、市の現状や今後の方向性を公開・共有し、参画・協働を促す表現やイメージにしているほか、どうしても出てくる横文字等には、すぐ下に意味を解説してあります。基本計画案についても同様にわかりやすく親しみやすい構成・内容としたいと考えます。なお、現在のものは、パソコンから出力した原稿段階のものですが、最終的には印刷・製本を予定しています。この際には、市民がより一層親しみやすく興味を持つような編集・レイアウト等に努めたいと考えます。

15 パブリックコメントについて

意見の内容

市はパブリックコメントを市民に求めながら、情報提供を「市のホームページ」と窓口での閲覧に限っており、真剣みが伝わってこない。

意見に対する市の考え方

今回のパブリックコメントにつきましては、ホームページに掲載しております、弥富市総合計画パブリックコメント手続実施要綱・実施要領に基づいて実施したものです。閲覧場所は、弥富市総合計画審議会(第2回・12月6日)の意見を反映して当初の予定よりも増やし、「市のホームページへの掲載、本庁舎2階総務部企画情報課、十四山支所、鍋田支所、社会教育センター、十四山スポーツセンター、白鳥コミュニティセンター、南部コミュニティセンター」としたほか、広報紙及びホームページによって広く意見募集の呼びかけを行いました。ご理解いただきたいと思います。

16 第1編序論について

意見の内容

第3章「新たなまちづくりに向けて」は将来目標みたいな表現であり、「弥富市の置かれた現状認識」ではないのか。

意見に対する市の考え方

第1編序論第3章「新たなまちづくりに向けて」は、弥富市の伸ばすべき現状特性、踏まえるべき時代の潮流、アンケート調査とまちづくり会議による市民のニーズ、そしてそれらを総合的に勘案した市の発展に向けた主要課題で構成しており、基本構想の前段として、新たなまちづくりに向けた市の現状と課題を整理・とりまとめたものです。ご指摘のように、「弥富市の現状認識」あるいは「弥富市の現状と課題」という言い方もできますが、章のタイトルとして、やや堅い感じがするため、「新たなまちづくりに向けて」という親しみやすい表現にしたものです。

17 第2編基本構想について

意見の内容

第1章弥富市の将来像ここは1と2の概念だけにとどめ、3の政策目標と施策項目は削除すべきでは、なぜなら第3章の施策の大綱と重複して読める。
理解しにくいのは、内容は同じなのに前段では「政策目標と施策項目」と表現し、第3章では「施策の大綱」といっており、つながりが理解できない。

意見に対する市の考え方

第2編基本構想第1章弥富市の将来像「3.政策目標と施策項目」は、将来像の実現に向けて展開していく6つの政策の柱とその内容を、文章と項目で表したものであり、将来像の実現に向けて、こういう柱を設定し、その中でこういう項目を実施するということを示したものです。
一方、第3章「施策の大綱」は、それぞれの施策項目について、具体的に何をするかについての大綱(大すじ、あらまし)を示したもので、柱立てや実施する項目ではなく、その内容を具体的に示したものです。
したがって、これらはレベルの違うものであり、重複しているわけではありませんので、ご理解いただきたいと思います。

18 第3章施策の大綱について

意見の内容

ここでは第1編第3章の 時代の流れ・市民ニーズ・弥富市発展への主要課題を先ず受けてそれを解消することが第一の施策にならなければ順序としておかしい。

意見に対する市の考え方

第1編序論第3章「新たなまちづくりに向けて」は、基本構想の前段として、新たなまちづくりに向けた弥富市の特性・ニーズ・課題をとりまとめたものであり、第2編基本構想第3章「施策の大綱」にかかるのではなく、キーワードの抽出や将来像の設定、政策目標の設定をはじめ、第2編基本構想全体にかかるものです。ご理解いただきたいと思います。

19 第4章やとみ重点構想について

意見の内容

やとみ重点構想と第3章の施策の大綱とのつながりが理解できない。突然新しいものが出てきたと受け止められる。
ここは第3章施策の大綱をブレークダウンした「重点実施目標とそれを実現するための方策」のはず。ここでは実現の難易度を示すべきではないのか。

意見に対する市の考え方

第2編基本構想第4章「やとみ重点構想」と第3章「施策の大綱」とのかかわり、重点構想とは何かにつきましては、61ページに解説してあり、「将来像を実現するためには、「第3章施策の大綱」に基づく6つの政策目標と36の施策項目ごとの取り組みを総合的に推進することが基本となりますが、ここでは、選択と集中の視点に立ち、本市の新たなまちづくりにおいて、分野横断的な対応により市一体となって特に重点的に取り組むテーマを定め、必要な取り組みを抽出し、「やとみ重点構想」として位置づけました。なお、重点テーマについては、本市の特性・資源を生かし、さらに磨き上げて弥富市らしいまちづくりを進める視点、市民ニーズに的確に応える視点に立ち、「弥富市の特性」と「今後重視する取り組み(重要度)」を踏まえて設定したものです。」としています。
つまり、施策の大綱に示した基本的な施策の中から、分野横断的に市一体となって特に重点的に実施する取り組みをとりまとめて設定したものとご理解いただければと思います。

20 市の今後10年間の歳入・歳出の財政的な見通しについて

意見の内容

基本構想とは言え、10年間の収入と支出の概算額を明示するのと今後実施 する上で各種の大きな制約事項があるはずで、それが何で、どうして取り除くのかも明示すべき。
そうでなければその後に策定する5カ年基本計画や3年実施計画との整合性がとれないのと、今回 策定する「基本構想」の後年度における評価か出来ない。絵に描いた餅になりかねないと判断します。

意見に対する市の考え方

市の今後10年間の歳入・歳出の財政的な見通しについては、景気の動向をはじめ、地方財政に関する国の動向等が流動的な状況にある現段階では、長期的な見通しを設定・公表することは極めて困難であり、本総合計画の中で明示することはふさわしくないと考えています。ただし、ご指摘のとおり、財政的な裏づけをもとに各種施策を実施していくことが重要であると市としても認識していますので、別途、国の動向等を勘案して短期的に調整しながら財政見通しを立ててのぞむこととしたいと考えます。

21 65ページ 重点構想4 全市交流拠点のまちづくり構想「近鉄弥富駅のエレベーター設置及びJR・名鉄弥富駅の橋上駅舎化の促進」について

意見の内容

JR・名鉄弥富駅の橋上駅舎化の促進とありますが、橋上駅舎化するだけでは、駅北側の住民にとっては非常に良い事と思いますが、それだけでは単にJR・名鉄駅舎の改善にしかならず、弥富駅前の開発にはつながりません。
現在弥富駅には近鉄・JR・名鉄の3社が乗り入れていますが、それぞれの駅がただそこにあるだけで、小さな開発が個々に行われ、駅前としての魅力はかなり薄いものとなっています。駅前には古い民家や商店が並び、市外の人が電車の中から弥富駅を見たときに「住みたい」と、とても思える街には見えません。弥富市の今後の発展の為にも弥富市の玄関でもある弥富駅前を魅力的に開発する事が必要だと思われます。弥富駅前が魅力的になれば「住みたい」と思う人が増え、今の弥富市の(他の自治体に比べれば)充実した福祉もととのっているので、自然に人口増加につながると思います。人口が増えれば企業や商業施設も増え、より活気のある弥富市になると思います。そこでJR・名鉄の橋上駅舎化だけを推進するのではなく近鉄弥富駅との連携が必要になると思います。

「JR・名鉄橋上駅舎化に伴い近鉄弥富駅との連絡路の設置」
JR・名鉄の駅舎を今より少し東側に設置し、その新駅舎と近鉄橋上駅とを南北に連絡路でつなぐというものです。JRと近鉄の路線の間を重点的に開発し、駅前スモールタウンを形成することが出来ると思います。連絡路西側をオープンモールのような駅前広場とし、店舗としては銀行、郵便局、クリーニング店、書店、CD・DVD、コンビニ、カフェ、ファストフード、など日々の生活により近いものを揃えることにより駅前のにぎやかさを保つ事ができるとおもいます。車道は店舗と線路の間にもって行く事により、歩行者と車を分離することができます。近鉄・JR・名鉄の総合駅舎化というのも考えられますが、近鉄・JRにとって総合駅舎化するメリットが少ない為、駅改修の費用に対する効果が少ないと思います。またこの場合は弥富駅の南北が今以上に線路で分断される恐れがあります。駅前開発をするにあたっても北側・南側とそれぞれの開発が必要になってしまいます。近鉄・JR・名鉄共に高架にすることができればよいのですが、さらにコストがかかります。市役所前の道もJR北側のJAまで高架で伸ばす事ができれば、南北の行き来も非常に楽になります。このほかにも名鉄の駅舎を南北に作り変える(五ノ三から路線を変更する)というのも将来性(名鉄の南伸など)があるとおもいますし、名鉄も名古屋行きではなく一宮岐阜方面に直通運転する方がより利便性が高いと思います。近鉄を便利にする為に現在の富吉車庫を弥富に誘致するというのも効果的だと思います。またJRの複線化も近鉄とJRの競合を生み、各社のサービスの向上につながるので、弥富市で出来るところは促進していってほしいです。さらに現在の駅前では弥富の「金魚」を感じる事がまったくできないので、開発をする際には小さな「金魚水族館」のようなもの(できれば無料)ができれば、市民にとって金魚がより身近に感じる事ができますし、地方からの利用者にとっては「金魚の街・弥富」をよりアピールする事が出来ると思います。このように弥富市の交流拠点である弥富駅を魅力ある駅前に再開発する事こそが、弥富市の将来の発展にかかせない構想だと思います。弥富市民として市外の人に「弥富はキレイで住みやすい」と自慢できる街になって欲しいと思います。

意見に対する市の考え方

弥富市の玄関である弥富駅及び駅周辺市街地の再開発に関する貴重なご提言をいただき誠にありがとうございます。
ご指摘の通り、弥富駅及び駅周辺市街地の再開発によって、きれいで住みやすいまちとしての評価の向上や、これに伴う人口増加、市の活力向上を目指すことが市としての今後の大きな課題となっています。市としても、基本構想案において、土地利用の方針の市街地区域(44ページ)や施策の大綱(2)市街地の整備(46ページ)で、大きな方向性としてそのことを表現しています。なお、これらの箇所にも記述しているように、市街地整備の総合的な指針である都市計画マスタープランを平成19年度・平成20年度で策定しているところです。今後、基本計画の策定と、この都市計画マスタープランの策定を、互いに調整し整合を図りながら同時に進め、基本構想に基づく具体的な整備方針を基本計画で表現していきたいと考えます。

22 活力に満ちた」弥富の構想について

意見の内容

35ページ以降に書かれる政策目標の中に「活力」という言葉が2度ほど用いられています。一方、61ページ以降に示される重点構想の中では「活力」の言葉は一つも見当たらず、重点課題やその取り組みの中に「活力が生まれる」ことに繋がりそうな内容が十分に盛り込まれているとは思えません。活力という言葉の定義は広いので限定した言い方はできませんが、例えば地元の農水産業や商工業の振興などは、選択と集中の結果、重点構想には含まれないのでしょうか。
市民が実現に対して期待を寄せる重点構想において、安全・安心や環境、健康といったいわゆる「暮らしやすいまちづくり」に重点を置くことは最もだと思います。一方で、弥富市で暮らすことを魅力的と感じるような「楽しいまちづくり」のためにも、まさに活力がもっと創出されるような重点的な活動が今まで以上に必要だと感じます。良くも悪くも変化に乏しい弥富の風景を見るにつけ、市外の人々から「弥富は最近、活気があるね」と言われるような10年後のまちづくりを目指していただきたいと感じています。

意見に対する市の考え方

61ページ以降の「やとみ重点構想」は、61ページの前段の文に示しているように、「弥富市の特性」と「今後重視する取り組み(重要度)」、特にまちづくりアンケート調査によって把握した、市民が今後重要と思う項目に基づき、基本的な施策の中から、特に重点的に実施する取り組みをとりまとめて設定したものであり、ご指摘の通り、市民が最も重要であると考えている安全・安心をはじめ、環境、健康といったテーマが前半部分を占めています。
ただし、その次には、弥富市の特性である、交通の要衝、水郷・田園空間、港湾地域等を生かし、ご指摘の「活力に満ちたまちづくり」を進めることが、市としても重要であると認識しており、そのことは、重点構想4「全市交流拠点のまちづくり構想」(65ページ)として位置づけました。活力という言葉は直接には出てきませんが、多くの人・物・情報が集い交流することが、すなわち、にぎわいあふれる活気あるまちづくり、活力ある産業活動が展開するまちづくりであると考えています(33ページ新たなまちづくりのキーワード3「交流」参照)。
この「全市交流拠点のまちづくり構想」の主要な取り組みの後半部分は、「交流」を切り口にしながら、農業、商工業、観光振興に向けた取り組みを取り上げており、ご指摘の産業振興についてもしっかりと取り組んでいくこととしています。
なお、この「全市交流拠点のまちづくり構想」に、活力に満ちたまちづくりが含まれていることをわかりやすくするため、「ねらい」の文の3行目を、「交流する、活力に満ちた全市交流拠点的まちづくりをリードする」と修正させていただきたいと思います。

23 今後重視する取り組みについて(61ページ以降)

意見の内容

重点課題に対して第一位から順列がつけられており、それに応じて重点構想が1から6まで掲げられています。しかし、例えば第一位の災害対策が最重要課題であることに異論はありませんが、その重点課題に挙げられる個々の取り組み内容を見ますと、他の重点課題に含まれる取り組み内容と比べて急を要さない項目も含まれているかと思います。そこで、全ての重点課題やその中身の全てに対して今後10年の時間軸の中でいつ、どの達成レベルまでといった形の計画案を早く開示して、各項目の優先順位の在り方について活発に議論していただきたいと思います。

意見に対する市の考え方

今回ご意見・ご提言をいただいた対象は、10年間の基本構想であり、この下に、具体的な施策等を示した5年間の基本計画を策定します。
本市では、この基本計画の中に、昨今求められている行政評価の一環として、具体的な数値によって達成レベルを示した成果指標(ベンチマーク)を導入する予定でおります(4ページ・5ページ参照)。現在、この基本計画の策定作業に着手していますが、市民の皆様のパブリックコメントに基づいて充実した基本構想に基づき、また、施策の重要度や優先度等を十分に検討しながら、今後取り組むべき施策や成果指標を設定していきたいと思います。

このページに関するお問い合わせ

総務部 企画政策課 政策推進グループ
〒498-8501 愛知県弥富市前ケ須町南本田335
電話番号:0567-65-1111(代表) ファクス:0567-67-4011(代表)
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。



このページのトップへ戻る


Copyright (C) City of Yatomi, All Rights Reserved.