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愛大's EYE「知ってる?やとみの文鳥」(令和2年2月号掲載)

ページID Y1006018 更新日  令和6年4月17日  印刷

日置、岩瀬、村井、市川の4人が担当します!!

写真:日置、岩瀬、村井、市川の4人が担当します!!


 前回に続き、私たち愛知大学生の4人が弥富市の特産である「文鳥」についてレポートします!歴史民俗資料館、文鳥農家の青木さん、佐屋高校の生物生産科を取材しました。かわいい文鳥にたくさん触れ合うことができ、とても楽しい取材でした!

文鳥の歴史

写真:文鳥の歴史
(左)白文鳥/(右)桜文鳥

 文鳥は、東南アジアに住んでいる鳥。江戸時代の初めに日本に伝わり、弥富にきたのは江戸時代末期だそうです。武家屋敷で仕事をしていた「八重」という女性が、又八地区に嫁いだ際に連れてきたのが始まりと言われています。
 文鳥は普通、黒と灰色ですが、突然変異により、又八地区で全身白い文鳥が生まれました。これが、弥富の白文鳥の始まりです。その後は、品種改良により、安定して白色の文鳥が生まれるようになりました。
 最盛期の1975年ごろには200軒以上の文鳥農家がいましたが、現在、市内の文鳥農家は2軒に減ってしまいました。

文鳥の生態

写真:文鳥の生態
おもてなし文鳥職員「ぶんちゃん」

 弥富の白文鳥の自慢できることと言えば、なんといっても体が丈夫なところ!!台湾も白文鳥は有名ですが、弥富の白文鳥は、普通の文鳥と白文鳥を掛け合わせているため、体が丈夫な白文鳥が生まれてくるそうです。
 白文鳥は、一般的に気が強いと言われています。歴史民俗資料館にいるおもてなし文鳥職員のぶんちゃんは人見知りすることなく皆さんと仲良く遊ぶことはできますが、多くの場合は、育ててくれた飼い主のみに懐くそうです。

文鳥農家の青木さんにインタビュー

写真:文鳥農家の青木さんにインタビュー

文鳥農家としてのこだわりを教えてください

 元気な文鳥を育てるためにエサのやり方に特にこだわっています。絶対的な育て方が確立しているわけではないので、長年の経験から、エサの配合の比率を変えたりしています。

今後の目標を教えてください

 自分自身が元気なうちは、文鳥農家として頑張りたいと考えています。最近では文鳥農家が激減しており、今後、弥富の白文鳥が絶えてしまうかもしれないと考えると悲しいですが、今を精一杯頑張りたいです。

佐屋高校生物生産科アニマルコース(愛玩動物専攻)の皆さんにインタビュー

写真:佐屋高校生物生産科アニマルコース(愛玩動物専攻)の皆さんにインタビュー


 佐屋高校の生物生産科アニマルコース(愛玩動物専攻)では、文鳥が飼育され、現在は弥富市との連携事業を行っています。文鳥の繁殖に成功して今では45羽の文鳥を飼育しています。

連携の目的と始めたきっかけを教えてください

 高校生だけではできることも限界があります。そこで市と協力する事によって活動範囲が広がり、弥富文鳥をもっと発信することが可能になるため始めました。

連携の内容はどのようなものですか

 2年前弥富市長を訪問して活動の経緯をお話しし、連携が始まりました。その年に市長より声をかけてくださり、文鳥農家の方から巣箱などの飼育道具をいただきました。さらに、弥富市歴史民俗資料館と協力し企画展「生きもの王国やとみ」にて弥富文鳥の歴史と活動紹介と展示しました。

高校生の皆さんはこの連携をどのように思いますか

 弥富市が文鳥のまちであることを知らない方が多くいます。なので、こういった連携を通して文鳥を知ってもらえることは凄く嬉しいです。文鳥生産者が減っている今、私たちにできることは先輩から続いている飼育方法を後輩に教えて引き継ぐことです。これからも連携を通して弥富文鳥の魅力を発信していきます。

取材を終えて

写真:取材を終えて


 2カ月号に渡りお送りした私たちの記事はいかがでしたか?
 取材を通して、弥富市のお米の魅力を伝えたい、白文鳥を後世まで守りたいという関係者の皆さんの強い思いを感じることができました。
 弥富市には他にも魅力がたくさんあります。ぜひ、この記事を読んでいただいている皆さんも、家の近くや市内の魅力あるスポットを見つけてみてください。

このページに関するお問い合わせ

総務部 企画政策課 政策推進グループ
〒498-8501 愛知県弥富市前ケ須町南本田335
電話番号:0567-65-1111(代表) ファクス:0567-67-4011(代表)
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。



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