国民健康保険(国保)とは
突然起こる病気やケガに備え、わが国ではすべての方がいずれかの医療保険に加入することになっています。これを「国民皆保険制度」といいますが、国民健康保険(国保)もその医療保険のひとつです。
国保は、いざというときに安心して医療機関にかかれるよう、日頃から加入者が収入に応じて保険税を出し合い、そこから医療費を支出しようという助け合いの制度です。
もし国保がなければ、私たちは医療を受けたときの全額を自己負担しなければなりません。
そのため、弥富市内にお住まいの方で、職場の健康保険等に加入していない人は、すべて国保に加入することになります。
運営は都道府県と市区町村です。
平成30年度より私たちの住んでいる都道府県と市区町村がともに保険者となって運営します。
保険者は、私たちが納める保険税と国などの補助金を財源に、医療費や出産育児一時金などの給付を行っています。
国保のしくみ
国保は、愛知県と弥富市が保険者となって運営し、加入者(被保険者)の皆さんが納める保険税と国・県・市からの補助金等を合わせて医療費を賄っています。
国保に加入する人
職場の健康保険や後期高齢者医療制度に加入している人、生活保護を受けている人を除いて、すべての人が国保に加入することになっています。
主な国保加入者
- お店などを経営している自営業の人
- 農業や漁業などを営んでいる人
- 退職して職場の健康保険などをやめた人
- パート・アルバイトなどをしていて職場の健康保険などに加入していない人
- 日本に1年以上滞在するものと認められた外国籍の人
国保は、職場の健康保険などに加入することができない人に医療を保障する保険です。
生活費の大部分を、お子さんなどからの仕送りに頼っている人は、被扶養者として他の健康保険に加入できる場合がありますので、ぜひ一度、担当の窓口までご相談ください。
加入者(被保険者)と世帯主
- 会社や役所などに勤めている方たちが加入している健康保険では、本人が被保険者でその家族は被扶養者となりますが、国保では加入する家族一人ひとりが加入者(被保険者)です。
- 加入の届出や保険税の納付は世帯ごとに世帯主が行います。
- 同じ住居に住んでいて、家計が一緒の人は同じ世帯になります(住み込みの人は雇い主とは別の世帯になり、それ ぞれ世帯主になります)。
なお、世帯の単位は住民基本台帳がもとになっています。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 保険年金課 国保グループ
〒498-8501 愛知県弥富市前ケ須町南本田335
電話番号:0567-65-1111(代表) ファクス:0567-67-4011(代表)
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