市民ワークショップへの学生参加
ページID Y1005196 更新日 令和5年1月31日 印刷
市民ワークショップに参加する学生に向けた事前学習プログラムを実施しました。
令和4年10~12月に開催した市民ワークショップ「弥富・みらい創造」に、市が連携している中京大学、愛知学院大学の学生が参加しました。
参加する学生が弥富市外に住んでいる割合が多かったため、ワークショップに参加するにあたっての必要な知識として弥富市の現状や課題を知ってもらうことを目的に、事前学習プログラムを実施しました。
本プログラムの実施結果については以下のとおりです。
目的
第2次弥富市総合計画後期基本計画の策定に伴い開催する市民ワークショップに向けて、市内外に住む学生に弥富市のことを深く知ってもらうことで、弥富市に関する知識などをなるべくワークショップに参加する市民のレベルに近づけ、ワークショップを円滑に進めることを目的とします。
参加者
中京大学 6名
愛知学院大学 4名
※中京大学 釜田教授、愛知学院大学 藤井助教もオブザーバーとして参加
内容
(1)10月4日(火曜日)13:00~16:00
●座学、市内視察
市職員より弥富市の概要を説明したのち、バスによる市内の視察を行い、弥富市の地理的な特徴も含めた基本的な情報を知ってもらいました。
(2)10月11日(火曜日)13:00~16:00
●グループワーク
はじめに、事前に各々で調べた弥富市の現状などやその中で関心があることなどを洗い出し、弥富市のイメージを膨らませていく作業を行いました。
次に、そこで出された内容が本市総合計画のどこに位置付けられているかを確認し、基本目標と関連付ける作業を行いました。
最後に、グループごとに出された意見を発表し、情報の共有を行いました。
なお、今回の市民ワークショップでは基本目標ごとにグループ分けを行うことから、学生についても同様にグループ分けを行いました。そして、次回のオンライン発表会までに、各グループで担当する分野について、各自深掘りして調べることにしました。
(3)10月19日(水曜日)14:00~15:30
●オンライン発表会
グループごとに調べたことをパワーポイントに資料としてまとめ、発表を行いました。市外在住者だからこそできる自分が住んでいるまちとの比較や、弥富市では当たり前のことが、実は他市にはない良い取り組みであることなどの発表がありました。
(4)11月8日(火曜日)10:00~11:00
●オンライン振り返り会(中間)
全4回の市民ワークショップのうち、第2回までを終えた時点で、参加した学生と意見交換を行いました。参加していて不安に感じることや、他のグループの雰囲気などを共有し、残り2回のワークショップにどのように取り組んでいくかなどを確認しました。
(5)12月21日(水曜日)14:00~15:00
●オンライン振り返り会(最終)
市民ワークショップの全日程を終え、参加した学生の率直な感想を聞きました。学生からは、市民の方が話を振ってくれたりしたので、終始、話がしやすい雰囲気だったことや、弥富市のことを市民の方との対話を通して知ることができてよかったこと、事前に弥富市のことを知る機会を設けてもらえたことがアドバンテージになったことなどの意見がありました。
一方で、グループによっては、地域住民にしかわからない話が続いたことにより、発言することが難しかったことや、雑談が多くなってしまい、論点がずれてしまっていたことなどの意見がありました。
これらにつきましては、ファシリテーターの役割強化と共に今後の課題と捉え、改善を図っていきます。
事前学習プログラム実施の総括
過去に開催した市民ワークショップにおいて、当市が連携する大学に所属する市外在住の学生の参加があり、その際に浮き彫りになった課題として、弥富市に関する知識やまちづくりに対する熱量に、市民と学生で大きな差があることで話が合わないということがありました。今回は、その差をなるべく縮めることを意識して、本プログラムを実施しました。
前回は、座学と市内視察のみの実施でしたが、そこにワークを取り入れることで、学生が自ら調べ、考える機会を生み出し、結果、弥富市のことをより深く知ることができ、一定の効果があったと感じています。
本市がまちづくりを進める上で、例え市外在住者であっても、若者の意見は非常に貴重であり、今後も大学などとの連携の中で、まちづくりへの学生参加を促していきます。
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