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下水道のあらまし

ページID Y1000465 更新日  平成28年2月16日  印刷

下水道の役割・効果

水質保全

川や海がきれいになります。

川で遊ぶイラスト

家庭や工場からの排水が、処理されずに直接、川や海に流れ込むことが なくなるため、 水が汚れたり、悪臭を放つことがなくなります。魚などの 様々な生物が住みやすい環境を取り戻します。

生活環境の改善

まちがきれいになります。

水路や側溝へのヘドロ堆積による、ハエや蚊の発生を防ぎ、いやな臭いもなくなり、まちの中を清潔に美しくします。

水洗トイレが使えるようになります。

トイレのイラスト

くみ取り便所が、きれいで衛生的な水洗トイレに変わります。いやな臭いがなくなり、快適な生活環境になります。

下水道のしくみ

下水道の種類

下水は雨水と汚水(家庭や工場からの排水)に分類されます。これを排除する下水道は、県や市が整備、管理しますが、規模や目的によっていくつかの種類に分類されます。

すいすいのイラスト

(1)公共下水道

主に市街地の下水を排除・処理する下水道で、市町村が整備・管理します。公共下水道には次の2種類があります。

  • 単独公共下水道
    1つの市町村単独で汚水を集める管渠とこれを処理する終末処理場を有するもの。
  • 流域関連公共下水道
    汚水を集める管渠のみを設置し、集めた汚水は県が設置する流域下水道に接続し、他の市町村の汚水とともに処理するもの。

(2)流域下水道

河川や湖の流域を1つの単位として、2以上の市町村の汚水を集めて処理する広域な下水道で、関係市町村から出る汚水を集める幹線管渠・ポンプ場と汚水を処理する処理場を、県が整備・管理します。

(3)農業集落排水

農業振興区域内の農村集落の下水を排除・処理する下水道で、市町村が整備・管理します。

(4)コミュニティ・プラント

上記の区域外の住宅団地の下水を排除・処理する下水道で、市町村が整備・管理します。

下水道の排除方式

下水には汚水と雨水がありますが、この下水を排除する方式には次の2種類があります。

(1)分流式

汚水と雨水を別々に集めて排除する方式で、汚水は終末処理場で処理して放流し、雨水はそのまま川や海に放流します。

(2)合流式

汚水と雨水を一緒に集めて処理場で処理する方式で、早くから下水道事業を開始した都市に多く、大雨の際に汚水が処理されないまま放流されるなど、構造上の問題点が指摘されています。

下水道の施設

すいすいのイラスト

下水道の施設には、次のようなものがあります。

(1)下水道管

汚水を流すための管であり、円形で直径が150ミリメートルから流量によって大きくなります。
また、管の途中には、維持管理のためマンホールを設置します。
このマンホールには、地形的に自然流下では管が深くなる場合、マンホール内のポンプで汲み上げ、管の埋設深さを浅くするマンホールポンプがあります。

(2)排水設備

公共下水道に汚水を流すために、各家庭の敷地内の管、ますなどの設備(排水設備)で公共ますへ接続します。排水設備は下水道を使用される方で設置・管理をしていただきます。

(3)公共ます

各家庭・事業所の汚水の排水設備を接続するための「ます」で、下水道を使用される方の敷地内に、原則として1基、下水道管の布設工事と同時に市が施工し管理します。(日常的な清掃は使用者でお願いします。)

(4)ポンプ場

下水道は、自然流下を原則としており管渠を埋設する場合、適当な地形勾配がなく、河川横断など障害があると著しく深くなります。このような場合、管渠の途中にポンプ場を設け、一旦汚水を地表近くまで汲み上げます。

(5)終末処理場

集めた汚水を浄化するための施設です。

下水道を利用するには

負担のイメージのイラスト

下水道は、衛生的で明るく住み良い文化的な都市生活を営む上で、欠かすことのできない重要な施設ですが、下水道管の布設には、多くの資金を必要とします。

このため、国・県からの補助金や借入金(起債)および皆さんからの受益者負担金(分担金)を財源として、下水道事業を進めていくことになります。また、下水道を使用する際には、宅内の排水設備工事にかかる費用と、流す汚水の量に応じて使用料が必要となります。

(1)受益者負担金(分担金)

下水道が整備されますと、誰もが利用できる道路などの公共事業と異なり、家庭などからの雑排水の排除や水洗便所の使用が可能になるなど、環境衛生の向上が図られ、その快適性は土地の利用価値が増加するという特別の利益に反映されます。
そこで、負担金(分担金)として、一定の算定基準により算定し、下水道に接続できる限られた区域内の利益を受ける方(受益者)に、その事業費の一部としてご負担していただくものです。
なお、本市の公共下水道事業では受益者分担金(分担金)はいただいておりません。

(2)排水設備工事

下水道を利用するためには、台所、風呂、洗濯などの排水と一緒にトイレの汚水を下水道に流すための排水設備が必要です。
下水道が供用開始された場合、その区域内にお住まいの方は、原則としてくみ取り便所は3年以内に、水洗便所の場合は速やかに宅内の排水設備を設置し、下水道に接続していただく必要があります。
この排水設備の接続工事は、市町村が指定した工事店の中から選んで施工していただきます。

(3)下水道使用料

排水設備を設置し、下水道への接続が完了して使用を開始しますと、使用者の方に、流す汚水の量に応じて使用料をご負担していただきます。使用料は、下水道建設費の一部と、汚水をきれいな水にする処理費や汚水管の補修・清掃などの費用の一部です。
この使用料金は、原則として水道水の使用量に応じて一定の算定基準で算出し、下水道事業に必要な費用の財源となります。

排水設備工事の工事例

排水設備の工事例のイラスト

このページに関するお問い合わせ

建設部 下水道課 下水道グループ
〒498-8501 愛知県弥富市前ケ須町南本田335
電話番号:0567-65-1111(代表) ファクス:0567-67-4011(代表)
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