結核検診を受けましょう
結核について
結核ってどんな病気?
結核は、結核菌によって主に肺に炎症が起きる病気です。現在も1日に約30人の新しい患者が発生し、5人の死亡者が出ている感染症です。風邪に似た症状が多く、痰のからむ咳・微熱・体のだるさが2週間以上続いた場合は結核を発症している可能性があります。
また、特に高齢者は上記の症状が出ないことも多く、気付かないうちに進行している可能性もあります。体重が減ってきた・食欲がない・寝汗をかくようになったなど、普段と様子が違うと感じた場合は速やかに医療機関へ受診しましょう。
どうやって感染するの?
菌を出している肺結核患者が咳やくしゃみなどをした際に、結核菌が空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込む「空気感染」によって感染します。
しかし、感染しても約90%の方は免疫機能により結核菌を抑え込み、発病しません。加齢や病気などで免疫力が低下すると発病することがあります。
結核の治療法は?
結核と診断されても、複数の薬を6~9カ月間医師の指示通りにきちんと飲めば治ります。しかし、服薬を途中でやめてしまったり、医師の指示通りに服薬しなかったりすると、結核菌が薬剤耐性を持ってしまい、治療が困難になります。医師の指示を守り、治療期間の間きちんと薬を飲み続けることが重要です。
結核検診を受けましょう
結核の予防には、健康的な生活を送り、免疫力を高めることが大切です。バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠、禁煙など生活習慣を整えることで免疫力を高めることができます。
また、結核を発症しても、早期に発見できれば重症化を防げるだけではなく、家族や友人への感染拡大を防ぐことができます。
早期発見のためには、症状がなくても定期的に検診を受けることが大切です。65歳以上の方は肺がん検診が結核検診を兼ねています。ぜひ受診してください。
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 健康推進課 成人保健グループ
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