マダニに注意してください
ページID Y1006817 更新日 令和7年9月4日 印刷
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の国内での発生状況
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の報告数は、平成25年に報告されて以降増加し、近年では年間100例を超えています。主に西日本で報告があり、最近では関東地域でも患者発生が認められており、8月6日には、北海道で1例目の発生が報告されています。
主な症状等
- 主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
- 潜伏期間、6日~2週間程度です。
- 主な症状は発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)であり、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴うこともあります。
- 血液検査では、血小板減少、白血球減少、血清酵素の上昇が認められます。
- 致死率は10~30パーセント程度です。
感染経路
- ウイルスを保有するマダニの刺咬(しこう)による感染が中心です。
- SFTSウイルスに感染したペットのネコやイヌから人への感染例も報告されています。
予防方法
- マダニに咬まれないようにすることが重要です。
- 草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴(サンダルのような肌を露出するようなものは避ける。)帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻くなど、肌の露出を少なくすることが大切です。
- 虫よけ(忌避剤)の併用も効果が期待されます。
- ペットがマダニに咬まれないためには、散歩後の体表チェックや目の細かい櫛󠄁をかけること、ペット用のダニ駆除剤の使用も効果的です。また、ペットに触ったら手を洗いましょう。
マダニに咬まれた際の対応について
- 野外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認しましょう。
- マダニの咬着(咬みついたまま皮膚から離れない状態)が認められた場合は、無理に自分で引っ張ったりせずに、ただちに皮膚科などを受診し、マダニの頭部が残らないように除去してもらうことが重要です。
- マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、内科などで診察を受けてください。
- ペットにマダニの咬着が認めらてた場合は、獣医師に除去してもらってください。
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